Q?
何年も前に白内障手術を受けています。Can-Cは人工レンズを通り抜けられますか?
A.
レンズは房水という液体に浮かんでいるため、Can-Cをブロックすることができません。また、多くの人が術後にCan-Cを使っていますが、これまでに合併症の報告はまったくありません。
Q?
白内障のために毎日両目に1滴を2回ずつ、2年ほどCan-Cを使っていますが、ドライアイにも効果があるように思われます。Can-Cを無制限に使っても大丈夫でしょうか?
A.
2年間行われた臨床試験ではまったく問題がありませんでしたし、お客様の中には3年以上続けて使用されている方もおられます。Can-Cには私たちの眼が防御の際に必要とする天然成分が使われていることから、老化防止目的で長期間使っても安全であると考えられますが、Can-Cプラスを併用することで、Can-Cの点眼量を1日につき両目に1滴ずつに減らすことができるでしょう。
Q?
網膜剥離のために硝子体を切除した結果、1年前に白内障を発症しましたが、老人性白内障に有効だとされているCan-Cを使うことで効果を得ることができますか?
A.
臨床データは老人性白内障に関するものですが、その他の白内障には効かないと推定する理由はまったくありませんし、実際に、さまざまな種類の 白内障 やその他の眼疾患に有効なことを示す証拠が多く得られています。年齢とともに低下するカルノシンを補うことで免疫能が高められるのは、眼の防衛機構にカル ノシンが欠かせないからです。
Q?
網膜色素変性症を患っている32歳の息子が最近になって後嚢下白内障を発症しました。網膜色素変性症のことを考えると、白内障の手術を受けない方がいいと思います。Can-C点眼薬で治せますか?
A.
Can-Cはさまざまな種類の白内障に有効なことが示されていますが、問題は白内障を患っている期間で、発症期間が短ければ短いほど効果的です。効果を最大限にするためには、白内障を患っている眼に、1日に2滴を2回、3~5ヶ月間点眼してください。
Q?
白内障と初期の乾燥型黄斑変性を患っています。白内障のためにCan-Cを点眼することで、黄斑変性への影響はありますか?
A.
Can-Cは白内障に限らず高齢者の眼疾患の多くを支援しますが、黄斑変性に対する効果については明らかにされていません。
Q?
Can-Cは眼圧に影響しますか?
A.
Can-Cが眼内圧を下げることが多くの臨床試験によって支持されていますが、眼圧を上げるという報告はありません。
Q?
Can-Cはどのようにして眼に届けられますか?
A.
Can-Cは眼の外にある膜によって妨げられることなく、眼の内部にある房水に浮かんでいる水晶体に届けられるため、クリスタリンを曇らせるグルコシル化を予防することができます。
Q?
冷凍すると品質が落ちますか?
A.
製品の効果が完全に失われることはなくても、効力が落ちる可能性があるため冷凍はしないで下さい。
Q?
Can-Cの保管方法を教えてください。
A.
Can-Cは室温でも長期にわたって安定しますが、冷蔵庫に保管されることをお勧めします。特に一度開封したものは冷蔵庫に保管して、必ず28日以内に使い切ってください(推奨量を点眼している場合は14日間でなくなるでしょう)。
Q?
Can-CのpHレベルが変わりましたが、効果に違いはありますか?
A.
Can-CのpHが6.7~6.9に設定されています。これは製品の効果に影響を与えるものではなく、Nアセチルカルニシンを含む他製品との併用時に、不快感が発生する可能性を軽減するものです。
Q?
Can-Cは犬などのペットに使えますか?
A.
使えます。Can-Cが犬とウサギの白内障に効果的なことが実験で示されていますが、こういった動物は人間と違ってカルノシナーゼと呼ばれる 酵素を 持たないため、より早く効果が現れます。これは、活性成分がカルノシナーゼに妨げられることなく眼に浸透するからです。動物への点眼は難しく、頭を振った りすることで製品が眼にとどまらないという難点がありますが、毎日点眼することで、数週間後に犬の視界が改善されることがわかっています。
Q?
コンタクトレンズをつけていますが、Can-Cを使用できますか?
A.
はい。Can-Cには潤滑油が含まれていることと、乳酸の蓄積を抑制することから、コンタクト装着時の不快感を和らげることができす。
まず、コンタクトを外してから冷水で眼を洗い、タオルで軽く拭き取ってからCan-Cを点眼し、製品が膜を通して眼に浸透するまで15分待ってから再びコンタクトを装着することで効果が増すでしょう。
Q?
白内障の手術後にCan-Cを使用しても安全ですか?
A.
大丈夫です。Can-Cは人工レンズの質を悪化させることなく、他の変質を回避・遅延させることで、眼の健康を維持してくれるでしょう。
Q?
糖尿病を患っていてもCan-Cを使用できますか?
A.
もちろんです。糖尿病網膜症にもCan-Cを勧めています。
Q?
検眼師に白内障が前より悪化していると言われましたが、自分では以前より物がよく見えると感じています。
A.
白内障の治療後もその大きさが同じ、もしくは大きくなることがあります。これは恐らく、点眼薬がクリスタリン(眼の水晶体タンパク質)を透明にするもので、白内障の大きさを縮小するものではないからだと考えられます。
ほとんどの患者に、グレア感度(夜間の運転時に気づくことが多い)、色覚、視界の透明度、視力検査表の結果といった改善が見られますが、実際に白内障の大きさが縮小するまでには数ヶ月以上を要するでしょう。Can-Cの効果は、Can-Cプラスを併用することで早めることができます。
Q?
Can-Cはどういった眼疾患に効果がありますか?
A.
- 原発開放隅角緑内障
Can-Cの持つ反グルコシル化特性が、シュレム管(房水の排出口)におけるタンパク質の蓄積を軽減させて眼圧を下げると考えられている。 - o 嚢下白内障
現在、臨床試験は老人性白内障を中心に行われていますが、その他の白内障や加齢性眼疾患にも有効であるという事例証拠があります。
Q?
Can-Cと他のNアセチルカルノシン市販薬との違いは何ですか?
A.
日本で特別に作られた純度が非常に高いNアセチルカルノシンが使われているのは、オリジナル製品であるCan-Cだけです。
Q?
Can-CとビタミンAおよびEサプリメントを併用してもいいですか?
A.
ビタミンAやEなどが房水におけるNアセチルカルノシンのLカルノシンへの変換を抑制すると主張していますが、それらを経口服用する場合は問題ないでしょう。
Q?
Can-Cはいつから販売されていますか?
A.
2001年に販売されて以来、何千人もの老人性白内障患者を外科手術なしに治療してきました。文書化されている使用例は50, 000件に上ると見積もられています。
Q?
緑内障の眼圧をコントロールするキサランタン点眼薬とCan-Cを併用しても問題ありませんか?
A.
今までのところ、Can-Cと他の点眼薬の併用による禁忌や副作用は報告されていませんが、点眼薬には種類が多く、そのすべてが試験済みというわけではありません。ベータ遮断点眼薬とCan-Cを併用することで、実際に緑内障による眼圧がより軽減される結果がでています。
Q?
Can-Cの使用中にスピルリナなどのパワーフードや、カロチノイドが多く含まれる食品やサプリメントを取っても差し支えありませんか?
A.
唯一知られている禁忌は、受容器を共有するルテインによってNアセチルカルノシンの効果が下がることです。これは、Can-Cの有効性が無効になるということではなく、効力が発揮されるまで長い時間を要することを意味しています。